ホットプレートで作れる!メリット・デメリットやレシピ、注意点まで

「ジンギスカンを家で食べたいけど鉄鍋がない」「ホットプレートでは作れない?」という声をよく聞きます。ホットプレートは焼き肉やお好み焼き、パンケーキを焼くのに便利な調理家電です。鉄鍋のイメージが強いジンギスカンも十分楽しめます。そこで今回は、ホットプレートで作るジンギスカンについて紹介します。メリット・デメリットやレシピ、注意点まで解説するので、ぜひ参考にしてください。
【ジンギスカン】ホットプレートなら気軽に楽しめる!
ジンギスカンを家で気軽に楽しみたいなら、ホットプレートがおすすめです。平らなホットプレートは、羊肉や野菜から出た油や水分で食材を焼きあげます。蒸し焼きのような状態になるため、羊肉は柔らかく、野菜はみずみずしく仕上がります。
また、表面に細かな凹凸のあるホットプレートもおすすめです。プレートの凸凹が、羊肉の油をほど良くカットしてくれます。健康志向の人やダイエット中の女性におすすめです。
【ジンギスカン】ホットプレートで作るメリット・デメリット
ホットプレートでジンギスカンを作るメリット・デメリットを紹介します。
【ホットプレートのメリット】
- サイズが選べる
- ホットプレートは、人数に合わせてサイズが選べるメリットがあります。大小さまざまなサイズから、ジンギスカンを食べる人数に合わせて選びましょう。適切なサイズ選びができると、準備や片付けが楽になります。
- サイズ選びのポイントは「ホットプレートの幅」です。次に、人数とホットプレート幅の目安を確認しましょう。
- 1人… 20~30cm
- 2~3人… 30~45cm
- 4人以上… 45cm~
- 上記の幅を目安にすると、人数分のジンギスカンが一度に調理できます。
- 反対に、ホットプレートはサイズ選びを間違えると、準備や片付けが億劫になります。サイズが大きいほど予熱にも時間がかかるので、調理の効率が下がる可能性も……。ジンギスカンを食べる人数に応じて、ぴったりのサイズを選びましょう
- 多用途に使える
- ホットプレートは、多用途に使えるメリットがあります。ジンギスカンのほか餃子やアヒージョ、チーズタッカルビなど、さまざまなメニューが楽しめます。
- サイズの大きいホットプレートなら、ジンギスカンと他の食材の焼き場を分けたいときにも便利です。プレート全体がムラなく温まるため、複数のレシピを同時進行で作れます。
- とくにおすすめは、取り外し可能な交換プレート付きのホットプレートです。たこ焼き用やパンケーキ用の交換プレートがあれば、ジンギスカンのシメに活躍してくれます。
- ヘルシーに焼ける
- ホットプレートのメリットは、ジンギスカンをヘルシーに焼けることです。鉄鍋やフライパンとは異なり、ホットプレートは油なしで調理できます。油質やカロリーを抑えながら、油の味にジャマされることなく、羊肉の旨味が楽しめます。
- ジンギスカンをヘルシーに楽しみたいなら、交換用プレート付属のホットプレートがおすすめです。「穴あきプレート」や「波型プレート」付きホットプレートを選びましょう。
- 穴あきは小さな穴、波型は細かい溝が施されたプレートです。羊肉から出た油や水分が、穴や溝に流れてくれます。ほど良く油が切れて、あっさり食べやすい羊肉に仕上がります。
- また、油を使わないことで、煙やニオイを抑えられるメリットもあります。煙やにおいの主な原因は、熱された油です。油が穴や溝に落ちるため、煙やニオイが気になりにくくなります。
- 子どもがいても安心
- ホットプレートは、子どもがいても安心して使えるメリットがあります。ガスコンロのように火を使わないため、少しの間なら目を離すことが可能です。子どもと一緒にホットプレートのジンギスカンを楽しむ場合は、保温設定を活用しましょう。
- ただし、長時間目を離したり、子どもだけで使わせるのはNGです。感電やケガをする可能性があります。
【ホットプレートのデメリット】
- 火力が弱い
- ホットプレートのデメリットは、ガスコンロに比べて火力が弱いことです。羊肉の焼き上がりに時間がかかったり、スピーディに調理が進まない可能性があります。
- ジンギスカンを楽しむなら、できる限り高火力のホットプレートを選びましょう。高火力のホットプレートを見極めるポイントは「消費電力」です。
- ホットプレートは、消費電力が大きいものほど高火力になる傾向があります。ホットプレート幅が40cm以上の場合、消費電力1,200W以上なら火力は十分です。ただし、1人用の小さいホットプレートなら、1,200W以上なくても問題ありません。
- デザインの検討が必要
- ホットプレートのデザインによっては、ジンギスカンに向かない可能性があります。例えば、縁のないおしゃれなホットプレートです。ジンギスカンの醍醐味は、羊肉から出る油やタレと野菜を絡めて食べることです。油が溜まらない縁なしホットプレートの形状は、ジンギスカン向きではありません。
- ジンギスカンをホットプレートで楽しむなら「縁ありタイプ」または「両面タイプ」を選びましょう。両面タイプは、縁ありで折りたたみできるホットプレートです。片面ずつ温度調節ができるので、保温と調理を分けて使えます。片面ずつプレートを変えれば、たこ焼きとジンギスカンなど、2つを同時に作りたいときに便利です。
- 片付けが複雑になる
- ホットプレートのデメリットは、ジンギスカン鍋より片付けが複雑になることです。交換用プレートが付いていたり、高機能なホットプレートほど片付けが面倒になります。
- ただ、ジンギスカンに使ったホットプレートは、油でかなり汚れます。片付けに手間はかかるものの、清潔さを保ちやすいと考えればメリットかもしれません。
【ジンギスカン】ホットプレートのレシピ
ホットプレートならジンギスカンが簡単に作れます。調理手順とポイントを確認しましょう。
- ホットプレートを高温にあたためる
- 肉と野菜の焼く場所を分ける
- プレートが熱くなったら野菜を炒める
- 野菜を片側に寄せて、羊肉を焼く
- 羊肉の片面がしっかり焼けたら裏返し、さっと焼いたら完成
ホットプレートの食べ方のポイントは、肉と野菜が混ざらないように分けることです。鉄鍋が山と溝で分けて焼くように、肉と野菜はスペースを分けて調理します。
まずホットプレート全体に野菜を広げて炒め、ある程度火が通ったら片側に寄せましょう。
野菜を片側に寄せたら、肉を焼きます。最初から野菜と肉を混ぜてしまうと、水分が出ておいしさが半減します。
ただ味付け肉の場合は、ある程度火が通った段階で、野菜と混ぜてもOKです。味付け肉のタレと野菜が絡まり、美味しく食べられます。
【ホットプレート調理のポイント】
ホットプレートでジンギスカンをするときは、プレートの温度が大切です。あらかじめ180~200℃程度の高温にあたためます。
また高温の状態をキープできるように、羊肉は冷蔵庫から出して常温に戻しておきましょう。冷えた肉は火が均一に通りにくく、焼きムラが出やすくなります。
【ジンギスカン】ホットプレート3つの注意点
ジンギスカンをホットプレートで作るときは、次の3つに注意しましょう。
【火の通りにムラが出やすい】
ホットプレートは火の通りが均一になりくい調理家電です。肉の切りかたや野菜の種類によって、焼きムラが出ます。なるべく火の通りが同じになるように、大きさや切りかたを揃えましょう。火の通りにくい食材は先に炒めるなど、工夫が必要です。
【煙やニオイが出やすい】
ホットプレートで油を使うと、煙やニオイが発生します。プレート上で余分な油が熱せられ、気化するためです。
煙やニオイを抑えたい人は、プレートの温度を調整して高温になりすぎないようにしてください。また、プレート上に残った油や水分をコマメに拭きとるのも効果的です。
【ホットプレートはテーブルに直接乗せる】
ホットプレートを使うときは、テーブルに直接乗せて使ってください。油汚れ防止の新聞紙や布の上での使用は、火災の原因になるのでやめましょう。
まとめ
ジンギスカンは専用鍋がなくても、ホットプレートで気軽に楽しめます。鉄鍋に比べて多用途に使えて、油なしで調理すればヘルシーに焼けます。ガスコンロのように火を使わないため、小さな子どもがいる家庭でも安心です。
ただ、ジンギスカン鍋に比べて焼きムラが出やすいデメリットがあります。あらかじめ180~200℃程度にあたためて、羊肉は常温に戻しておきましょう。
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