【ジンギスカン】残った羊肉はアレンジレシピで!ニオイや汚れ、ツールの片付け方法も解説

「羊肉が少し残った」「部屋のニオイが気になる」「鍋の油汚れは?」自宅でジンギスカンを食べたいけど、片付けが心配という人が多いのではないでしょうか。そこで今回は余った食材のアレンジレシピと、残ったニオイや汚れの片付けについて解説します。ツール別の洗い方や火の片付けについても紹介するので、これからジンギスカンを楽しみたいと思っている人はぜひ参考にしてください。

【ジンギスカン】残った食材のアレンジレシピ

ジンギスカンで食べきれなかった羊肉やタレは、アレンジ料理で楽しみましょう。今回はラム肉を使った「キーマカレー」と、余ったタレも使った「水餃子」を紹介します。

ラム肉のキーマカレー

ジンギスカンで食べきれなかった羊肉は、みじん切りにしてキーマカレーを作りましょう。たくさんの野菜と一緒に煮込めば、ヘルシーなカレーに仕上がります。

●材料

  • 羊肉 150g
  • にんじん 1/4本(70g)
  • 玉ねぎ 1/4個(60g)
  • セロリ 1/2本(30g)
  • にんにく 1片
  • オリーブオイル 大さじ1
  • 塩 少々
  • こしょう 少々
  • カレー粉 大さじ1
  • コンソメスープの素(顆粒) 小さじ1
  • 水 1/2カップ(100cc)

●作り方(所要時間30分)

  • 羊肉を7~8mm角のみじん切りにする
  • にんじんは擦りおろし、玉ねぎやセロリ、にんにくはみじん切りにする
  • フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて炒める
  • にんにくの香りが出たら、①の肉を加えて混ぜながら炒める
  • 肉の色が変わったら玉ねぎとセロリを加え、しんなりするまで炒める
  • にんじんと塩、こしょう、カレー粉を加えて混ぜながら炒める
  • 水とコンソメスープの素を加え、中火で煮る
  • 水分がなくなれば完成

キーマカレーを作るなら羊肉は「ラム肩ロース肉」または「モモ肉」、お米は「雑穀ご飯」がおすすめです。同時にゆで卵を作っておくと、盛り付けが華やかになります。雑穀ご飯にキーマカレーをのせて、半分に切ったゆで卵とパセリをのせて完成です。

参照:じんぎすかん あんべ公式サイト「ラム肉のキーマカレー」

ラム肉の水餃子

ジンギスカンで残ったキャベツや羊肉、余ったタレを使った水餃子です。スパイシーなジンギスカンのタレが、ご飯にもお酒にもよく合います。

●材料(8個分)

  • 羊肉 100g
  • キャベツ 50g
  • 塩 小さじ1/4個
  • パクチー 4~5本分
  • もやし 100g
  • 餃子の皮 8枚
  • 塩 少々
  • こしょう 少々
  • ジンギスカンのタレ 大さじ4

●作り方(所要時間15分)

  1. 羊肉は5~6mm角のみじん切りにする
  2. キャベツはみじん切りにして塩もみしたら5分程度置いて、水気をしぼる
  3. パクチーは飾り用の葉をのぞき、みじん切りにする
  4. もやしは沸騰したお湯で1分ほど茹でて、水気を切る
  5. ボウルに①~③の肉、キャベツ、パクチーを入れ、塩こしょうを加えて混ぜる
  6. 餃子を茹でるためのお湯を沸かしておく
  7. ⑤の具を餃子の皮に包み形を整えたら、しっかり留める
  8. たっぷりのお湯で3~4分餃子を茹でる
  9. ジンギスカンのタレを、電子レンジで600W30秒温める 
  10. 茹でた水餃子を器に盛り、飾り用のパクチーをのせたら⑧のタレをかけて完成

水餃子を作るなら、羊肉は「ラム肩ロース肉」がよく合います。また、もやしのひげ根は茹でる前に取りましょう。茶色っぽくて目立つため、盛り付けたときに目立ちます。取り除くことで、もやしらしいシャキシャキとした食感も楽しめます。参照:じんぎすかん あんべ公式サイト「ラム肉の水餃子」

参照:じんぎすかん あんべ公式サイト「ラム肉の水餃子」

【ジンギスカン】残ったニオイや汚れはどうする?

ジンギスカン後は、部屋のニオイや汚れが気になります。ここでは、ニオイ対策や汚れの落とし方について確認しましょう。

部屋のニオイ

ジンギスカンのニオイを部屋に残さないためには、事前の対策が必要です。煙やニオイが滞らないように、入口と出口になる窓を開けて、空気の通り道を確保しましょう。

ジンギスカンを食べる部屋以外に空気が流れないように、そのほかのドアや窓は必ず閉めておきます。

テーブルや床

ジンギスカン後にテーブルや床の油汚れが気になるときは、拭き掃除をしましょう。お湯1リットルに重曹小さじ1を溶かして、雑きんを固く絞ります。重曹がない場合は、アルカリ電解水のスプレーを使うとベタベタ汚れが取れやすくなります。

「ガスコンロ」+「鉄鍋」で食べるときは、あらかじめ新聞紙を敷いておくと油汚れ予防に効果的です。ただ、ホットプレートの下に新聞紙や広告紙は、火災の原因になるのでやめましょう。

大きい家具

ジンギスカンを楽しむときは、大きい家具にビニール袋や新聞紙をかけて保護しましょう。

油が付きにくくなり、片付けが楽になります。カーペットや床には処分できるビニールシート、洗濯できるマットがおすすめです。

カーテンやソファー

カーテンやソファーなどの布製品は、事前に消臭スプレーをふっておきましょう。布製品はニオイがつきやすいため、ジンギスカン前の対策が重要です。

とくに広げたままのカーテンはニオイがつきやすいため、タッセルなどで留めておくと効果的な対策になります。

【ジンギスカン】ツールの片付け方法

ジンギスカン後の鉄鍋やホットプレートは、油汚れがびっしり。ここでは手早く、きれいに片づける方法を紹介します。

ジンギスカン鍋

  1. お湯または水に少しの間つけておく
  2. タワシで汚れや焦げ付きを落とす
  3. から焼きして水分を飛ばす
  4. 油を熱いうちに油を薄く伸ばす
  5. ⑤余分な油を拭きとって完了

ジンギスカン後の鉄鍋は、お湯または水とタワシで洗います。汚れや焦げが取れにくい場合は、少しの間お湯や水につけておきましょう。

汚れが取れたら火にかけてから焼きし、水分を飛ばします。鍋が熱いうちにキッチンペーパーで薄く油を伸ばしておくと、食材のこびり付きやサビ予防に効果的です。鉄鍋はサビやすいので、水分が残ったまま放置しないように気を付けましょう。

ホットプレート

  1. ホットプレートが冷めるまで待つ
  2. キッチンペーパーで油などを拭きとる
  3. プレートの底を覆うくらいの水と重曹を小さじ1杯入れる
  4. スイッチを入れて加熱し、水を沸騰させる
  5. 水がフツフツしてきたら、汚れを軽くこする
  6. スイッチを切り、水が冷めるまで待つ
  7. 汚れた水は捨てて、鉄板に残った汚れを拭きとり完了

ホットプレートが冷えてから、キッチンペーパーで油や汚れを拭きとります。油汚れや焦げ付きがとれたら、水と重曹を入れて沸騰させましょう。

水がフツフツ煮立ってきたら、キッチンペーパーで汚れを軽くこすります。頑固な汚れは、洗剤とスポンジで優しくこすって落としてください。プレート表面を傷つけることなく、油汚れがきれいに落とせます。

ただし、この方法は穴なしプレートに限ります。穴あきプレートの場合は、穴やすき間に油汚れが残りやすいです。キッチンペーパーで汚れを拭きとり、洗剤とスポンジで洗いましょう。

【ジンギスカン】火の片付け

ジンギスカンを屋外で楽しんだあと、忘れてはいけないのが火のあと始末です。ここでは、ジンギスカンバケツと七輪の片付けについて確認しましょう。

ジンギスカンバケツの固形燃料

ジンギスカンバケツで使った缶入りの固形燃料は、裏返したフタを乗せて消火します。

残った燃料は長期保存できるので、また次回のジンギスカンで使えます。

着火や片付けの手間がなく、持ち運びも楽ちん。倒れても火が広がりにくいため、子ども連れのレジャーにも安心して使えます。ただ、固形燃料のフタは、燃料が冷めてから閉めましょう。熱いうちにフタをしっかり閉めてしまうと、爆発する危険性があります。

七輪の木炭

ジンギスカンで使った七輪の木炭は、完全に消火してから片づけます。消火方法を誤ると、火傷や火災のリスクが高くなるため注意が必要です。

木炭を消火する方法は、主に「完全に焼き切る」「水に入れて消す」「火消し壺を使う」の3つです。もっとも安全に消火するなら、火消し壺を使いましょう。

火消し壺は、燃えるために必要な酸素を断ち切り、消火できる壺です。短時間で消火できるため、急いで片づけたいときにも向いています。

ただし、炭を入れた壺は高温になるので、火傷しないように注意してください。

まとめ

ジンギスカンで少し残った羊肉やタレは、アレンジ料理で楽しみましょう。羊肉は足が早いため、長期保存には向いていません。独特のくさみが出る前に、カレーや水餃子にアレンジして食べましょう。

また、ジンギスカンを室内で楽しんだあとは、部屋のニオイや油汚れが気になります。なるべく空気が残らないように空気の通り道を作り、汚したくない家具は新聞紙やビニールで覆いましょう。

それでもニオイ残りが気になる場合は、濡らしたフェイスタオルを固くしぼってブンブン振り回してみてください。油煙を水分に付着させることで、漂うニオイを軽減できます。