ジンギスカンに使われる肉って何の肉?

ジンギスカンに使われている肉って、何の肉か意外と知らない方もいらっしゃると思います。ジンギスカンに使われている肉は羊肉であり、「ラム」と「マトン」に分かれているのは知っていましたか?ラムとマトンの違いも気になるところですよね。そこで、今回はジンギスカンに使われる肉って何の肉?について紹介していきます。この記事を読めば、ジンギスカンに使われている肉について知れること間違いなしですよ。

ジンギスカンに使われる肉って何の肉?

ジンギスカンに使われる肉は、主に羊肉です。羊肉には、大きく分けて「ラム」と「マトン」の2種類があります。ジンギスカンに使われる羊肉は、通常5ミリ程度にカットされています。これはジンギスカン鍋で焼く際に、火が通りやすく、美味しく食べられるようにするためです。また、ジンギスカンでは羊肉以外にも、地域やお店によっては、豚肉や鹿肉などが使われることもあります。
羊は中央アジアで家畜化され、世界中に広がりました。ジンギスカン料理の原型は、モンゴル帝国の兵士たちが遠征中に羊肉を焼いて食べたことに始まるとされています。ジンギスカンは日本で独自に発展した料理であり、そのルーツは満州(現在の中国東北部)にあると言われています。

羊毛は軍服の重要な素材でしたが、第一次世界大戦で輸入が途絶えたため、日本は大正7年に「綿羊百万頭計画」を打ち出し、羊毛の国内自給を目指しました。羊毛だけでなく、羊肉の活用法も研究され、試行錯誤の末に現在のジンギスカンが誕生しました。

ラム肉とは?

ラム肉とは、生後1年未満の羊肉を指します。羊肉特有の臭みが少なく、柔らかいのが特徴です。ジンギスカンでは一般的な羊肉の種類です。
ジンギスカンに使われるラム肉の部位は様々です。肩ロースは赤身と脂身のバランスが良く柔らかい肉質で、コクがありラム肉の風味をしっかりと感じられる部位です。ロースは肉のきめが細かく非常に柔らかい肉質で、味はあっさりとしていて上品な味わいです。ももは赤身が多く比較的脂肪が少なく、味はさっぱりとしていてヘルシーな部位です。バラは脂身が多く、羊肉ならではの濃厚な味わいを楽しめる部位で、脂身がある分食べごたえがあります。ラムチョップは骨付きのロース肉で、見た目も豪華で華やか。肉質は非常に柔らかく、骨付き肉ならではのジューシーさを楽しめる部位です。

ラム肉のメリットは牛肉や豚肉に比べてカロリーが低く、タンパク質が豊富で筋肉や臓器、免疫細胞などの構成要素となります。他の肉類に比べて比較的少ないですが、良質な脂質を含んでいます。他にも、貧血予防に役立つ鉄分や、エネルギー代謝を助けるビタミンB群が豊富です。免疫力向上や味覚を正常に保つために必要な亜鉛含や、脂肪燃焼を助けるカルニチンが含まれており、L-カルニチンが脂肪燃焼を促進すると言われています。また、低カロリーでありながら高タンパク質であるため、ダイエットや筋トレなどにも適していると言われています。

ラム肉のデメリットは、マトン肉に比べて価格が高い傾向にあることです。羊肉に慣れていない人は特有の香りを臭みと感じてしまう場合があるかもしれません。

ラム肉の美味しい食べ方は、ジンギスカン以外にも沢山あります。肉質が非常に柔らかいため、厚切りにしてステーキとして焼いても美味しくいただけます。また、東南アジア諸国では、カレーなどの煮込み料理にもよく使われます。ラム肉は、新鮮なものを選ぶことが非常に重要なポイントです。ラム肉の臭みが気になる場合は、調理前に牛乳に浸しておくと臭みが軽減されます。

マトン肉とは?

マトン肉は、羊肉の中でも成羊(生後2年以上)のものを指します。 ラム肉よりも羊肉特有の旨味も強く感じられ、食感はラム肉に比べて歯ごたえがあります。ジンギスカンでは、マトン肉の濃厚な味わいが、タレや野菜と絡み合い、独特の風味を生み出します。

マトン肉は、タンパク質、脂質、ビタミンB群、鉄分、亜鉛などの栄養素を豊富に含んでいます。牛肉や豚肉に比べて、一般的に脂身が少なく、タンパク質が多い傾向があります。また、鉄分や亜鉛などのミネラルも豊富に含んでいるため、栄養価が高い食品と言えます。

マトン肉のメリットとして、マトン肉はタンパク質や鉄分が豊富です。タンパク質は筋肉や臓器を作る上で欠かせない栄養素であり、鉄分は貧血予防に役立ちます。ジンギスカン鍋で焼くことで、余分な脂が落ち、独特の風味が引き立ちます。

マトン肉のデメリットとして、マトン肉はラム肉に比べて羊肉特有の香りが強いと感じる人もいます。この香りが苦手な人には、マトン肉は不向きかもしれません。マトン肉は、ラム肉に比べて歯応えがあるため、調理方法によっては食べにくいと感じることもあるかもしれません。

マトン肉の部位として、モモは赤身が多くてヘルシーです。他にも、ロース、バラなどの部位があります。

マトン肉の調理法では、ジンギスカン以外にもカレーやシチューなどの煮込み料理にもよく合います。

どちらを選ぶ?

ラム肉とマトン肉のどちらを選ぶべきかは、好みによります。

ラム肉は羊肉の香りが苦手な方、柔らかい肉質が好きな方におすすめです。マトン肉は羊肉らしい風味を楽しみたい方、食べごたえのある肉質が好きな方におすすめです。

ラム肉は低カロリー・低脂質でありながら、タンパク質や鉄分などの栄養素が豊富で、健康的な体作りに向いています。

マトン肉はラム肉と同様に、タンパク質や鉄分などの栄養素が豊富であり、加えてカルニチンの含有量がラムより多いので、他の食肉に比べダイエット効果が高いと言われています。

ジンギスカン店によっては、ラム肉とマトン肉の両方を提供している場合があります。メニューに「ラム」と「マトン」の記載があれば、それぞれの特徴を参考に選んでみてください。また、店員さんにどちらがおすすめか聞いてみるのも良いでしょう。

ジンギスカンでは、タレやスパイスで味付けして食べるのが一般的です。ラム肉、マトン肉どちらも、味付けによって風味が変わるので、いろいろな味付けを試してみるのもおすすめです。この際、どんな食肉でもそうですが、焼きすぎると硬くなるので、注意が必要です。

ぜひ、ラム肉とマトン肉をいろいろ試して、自分好みのジンギスカンを見つけてください。

まとめ 

今回はジンギスカンに使われる肉って何の肉?について紹介してきました。ジンギスカンに使われている肉は羊肉であり、ラム肉とマトン肉に分かれます。どちらがおすすめかは味付けや肉質、健康効果などによって異なりますが、ラム肉とマトン肉どちらもそれぞれ魅力があります。ジンギスカンに使われている肉を知って、ジンギスカンを是非食べてみたいと思った方は「じんぎすかんあんべ」のジンギスカンを食べてみてはいかがでしょうか。

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